S高!メディシノバの名物!ナスダックワープ!
製薬会社のメディシノバ・インク〈4875〉が久々に珍現象を披露してくれました!3月11日、前日比+112円、+16.33%なのに「ストップ安」という状況です。
米国生物医学先端研究開発機構(BARDA)との提携によるMN‐166(イブジラスト)の共同開発に関するお知らせが着火剤になりましたかね!?ここからの値動きが奇抜なのです!
3月10日、メディシノバの株価は朝から買い気配となっており前日比+100円のS高でした。そして翌日の3月11日に+112円にもかかわらずS安に。何が起こったのでしょうか?
実は以前にも似たような現象がメディシノバではありまして、理由としてはジャスダックとナスダックの両方に上場しているのでたまにお目にかかる現象なのです。
ジャスダックとナスダックは互いの株価の値動きに反応しますが、米国の株式市場では日本の株式市場のような「値幅制限」が存在しないのでどこまでも株価が上下に動きます。そしてジャスダックはナスダックに追随するのです。
これを「ワープ」と例えて呼ぶことがあり、ジャスダックの株価はナスダックの値まで吹っ飛びます。そして、ナスダックの株価暴騰に反応してジャスダックの株価が948円くらいに値を寄せたのですが・・・
ここで株価948円計算でジャスダック市場が開いた時に、一斉に利益確定による「売り」が始まってしまったので、S安の「798円」でも売りが捌けない状況に陥った訳です。前日比+112円なのに不識ですよね。
S高の後はS安2連発!
さて気になる3月12日のメディシノバ・インクの株価の動きですが、またまたS安で「−150円」の株価648円でした・・・急騰も下落も豪快!!値動きが激しくてバイオ株って感じですね・・・凄まじい(´・ω・`)
ただ3月11日とは異なり、張り付きS安ではなくて何回か値が寄っていたようなので、上昇前の株価586円で保有していた投資家にとっては約10%の利益確定といったところでしょうか。
私も以前、メディシノバにお世話になったことがあるので(※下記ブログ参照)いつも気になっている銘柄です。楽天証券では信用取引ができない銘柄なので、今は現物資金に余裕がないことから購入ができていません・・・
このような株価のワープが見られるのはナスダックにも上場している銘柄の醍醐味!ただし、ナスダックで大暴落した場合も影響を受けるので値幅制限があった方が良いのかない方が良いのか・・・うーん、人によりますね笑
いかがでしたか?株の世界ではいろいろな面白いことが起こりますが、こんな日本市場と米国市場にまたがって乱高下する銘柄を保有していては夜も寝れずに心臓がバクバクしちゃいそう!
日本株の値動きに刺激が物足りない方は、値幅制限のない米国株・・・とくにバイオ株に注目するのも面白いかもしれませんね!※投資は自己責任でお願いします!