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外国人労働者

多文化共生の社会

投稿日:2018年12月8日 更新日:

多文化共生の難しさ

近年、飲食店やコンビニ、スーパーを中心に外国人労働者が増えてきました。「単純労働者」が増えてきたとも言えます。

 

近所にある某コンビニでは、2年ほど前から多くの東南アジア系の外国人がバイトしています。

彼らは「技能実習生」として来日し、日本で学業とアルバイトを両立している外国人スタッフです。

 

先日レジに並んでいた時の出来事です。
前に並んでいたお客さんが、商品を袋詰めしている外国人スタッフに激しく怒鳴っていました。

 

どうやら、温めた熱々お弁当と冷たいアイスを一つのビニール袋にまとめていたことで、お客さんが怒ったそうな。

 

 

 

多少の冷たいものと温かいものを一つにまとめるのは百歩譲ったとしても、さすがにアイスと一つにまとめられるのは不愉快に感じる方もいるでしょう。

 

 

他の例でもお客さんから指摘されている光景はよく見かけます。スープ類を頼んでスプーンが付いていなかったり、温められていなかったり。

 

 

コンビニだけでなく、飲食店でも似たようなケースはあるのではないでしょうか。お互いの常識が少し異なるのは致し方ありません。

 

 

どうしてもコミュニケーションや価値観の違いは拭いきれないことからも、多文化共生の難しさを感じてしまいます。

 

文化的な「溝」が発生してしまう要因はなんでしょうか?

 

顧客満足度の価値観

まだ外国人のスタッフがいない頃は、とくにそのような細かいところを気にすることなくお買い物ができていたのは確かです。

 

スタッフの気遣いや気配りが当たり前にように感じていて、当然のように思っていました。

 

ですから、コミュニケーションや言語の壁とはひと味違った物事の考え方に違和感を感じてしまいます。技能実習生、彼らの意識が低いのではなく、文化的な価値観が異なるのです。

 

文化性の違いに驚いたのと同時に、日本人の細かい配慮に対する気質に気がつきました。

 

そして、せっかく日本留学をしているのですから、是非とも彼らには日本の接客レベルを肌で感じて欲しいのです。

 

 

 

かえって、日本人が求めている「満足度」の水準が高すぎて、世界から隔離されているのではと心配するくらいです。

 

 

ある意味、繊細で神経質過ぎるのは「心の余裕のなさ」を表すのかもしれません。
実は世界各国の文化性は穏やかで、日本人だけが、せかせかしやすいタイプなのかもしれません。

 

どうやら、この辺りの価値観に文化的な「溝」がありそうです。
多少のことは気にしない文化と、きめ細かく接客を徹底する文化の衝突といったところでしょうか。

 

まずは、文化性の違いについてお互いが理解し合うべきでしょう。
そして日本で働く以上、環境に適合するためには、ある程度の「ホスピタリティ精神」の研修教育が必要であります。

 

それと同時に私達「お客さん」側も、店員さんに注意して「価値観」を教えていくことで、彼らに理解を促していくべきです。

 

 

共存のために必要なこと

お互いが支えあわないと多文化共生は実現しません。地域で外国人スタッフを育てていく必要性があります。

 

 

店員さんが「袋、分けましょうか?」と声掛けをしなくても、
お客さんも先に一言、「冷たいものと温かいものを分けてください。」と店員さんに申し送りするのが大切なのです。

 

 

 

相手に「気づき」を与えて文化的な価値観を伝えていく。それが、多文化社会の共存なのかなと感じます。

彼ら(外国人労働者)にとって、お客さんに満足してもらう意義を学習してもらう良い機会となります。

 

 

同時に、私たちは異文化の方へ、しっかりとメッセージを伝える経験が不足しているため、交流を深めて習慣にすることで、今後の外国人受け入れ拡大に備えるべきです。

 

そうでなければ、将来的に外国人労働者が増加するに従って、日本古来の文化「おもてなしの心」が失われていきます。

 

また、移民政策に失敗したドイツなど、同じことを繰り返してはなりません。

 

https://tasogaren.com/入管法改正案は「移民政策」なのか?

 

 

理想的な多文化共生を目指すうえで、受け入れる「日本人側の姿勢」にも責任が問われると思います。

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