ドコモが上場廃止に!NTTによる
TOB (株式公開買い付け)
ドコモ口座問題や菅総理大臣のスマホ・携帯電話料金値下げ政策で株価が低迷していたドコモですが、本日ストップ高(S高)となりました!
ちょうど一週間ほど前に、私がブログで買い推奨していた銘柄がまさにドコモ株です!枚数は少ないですが、保有した状態でS高を迎えることができました。購入されていた方はおめでとうございます!下記のブログ参照
今が底値と少し買い集めたのが一週間ほど前、9月28日の配当金の権利落ち日以降から本格的に集めようと計画していたため、あまり買い集められず200株しか保有していない点が唯一の後悔ポイントです…ぜんぜん少ない枚数でした。
平均取得株価は2717円、もっとたくさん買っておきたかったですね!笑
昨日の配当金権利落ち日は株価が上下に揺さぶられました。配当金を獲得したい人たちに後押しされ少しだけ株価は値上がりしていたドコモですが、後場の市場が閉まると夜間取引では権利獲得した方の売りに押されて株価が下落していく場面も。なので昨日のお昼の市場のうちに高値で売り抜けた方も多いのではないでしょうか。
ところが、夜にドコモTOB発表が各メディアより報道され急展開!本日の朝から買い気配が続き、寄らずのS高となりました!
NTTがドコモを約4兆円規模の資金でTOBすることが材料視されました。TOB理由は、、NTTグループ一体で次世代通信5Gなどに投資するとともに、菅政権の目玉政策である携帯電話料金の引き下を見据え、経営を効率化して値下げ原資となるコスト削減に繋げるためだそうです。
TOB後のドコモはどうなる?
ドコモは1991年、移動体通信事業を手掛ける子会社としてNTTが設立しました。1998年には東証一部に上場、今でもNTTが66%ほど株式を保有しています。
TOB価格はまだ未定ですが一般的な3割程度のプレミアム付与を考えると、昨日の終値が2775円でしたので株価3600円~4000円程度が予想されています。
※約4兆円規模の投資額と報道されており、市場に出回っている残り34%ほどの株式からも算出できます。
追記:TOB価格は3900円と決まりました!
TOBされることでドコモは上場廃止となりますが、ドコモの株はそのままNTT株に変換されることが想定されています。上場廃止といってもプラスな上場廃止となる訳です!最近の上場廃止については下記に詳しく書いています。
今後のドコモ株価はどうなる?
今までの傾向ではTOB価格3900円に値が接近します。今後の期待値が高かったり、空売りの買戻しなど思惑や状況によってはTOB価格を上回ることもあります!なので、もし夜間取引などでTOB価格より安く手に入る場合は購入をおススメします!
既に株を所有している人はTOB価格付近で売り抜けても良し、今後のNTTに期待して所有し続けるのも良いでしょう!もともと高配当銘柄であったドコモなので、配当金生活を目指していた投資家にとってはドコモの上場廃止は寂しいでしょうね…
ドコモに関しては懸念材料がたくさん報道されていて、かなり売り圧力が強く荒波に飲まれていました。ドコモ口座による株価下落、菅政権の携帯電話料金値下げ政策思惑で株価が低迷していたドコモですが、含み損を抱えても、屈することなく耐えて投資家の皆様、おめでとうございます!