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やっぱりステーキVSいきなりステーキ!の比較や1000円の魅力について解説

投稿日:2020年9月24日 更新日:

  

  

沖縄発の「やっぱりステーキ」がついに東京進出!1号店を吉祥寺にOPENしました!コロナ禍で外食チェーン業界が厳しい中、乗りにのって急成長を遂げている「やっぱりステーキ」の魅力は何でしょうか。また「1000円税込み」という強い情熱とこだわりとは?

  

そして、ステーキチェーンと言えば、真っ先に頭に浮かぶのは「いきなりステーキ」ではないでしょうか。「やっぱりステーキ」と、どのような違いがあるのでしょうか?詳細について分析してみます!

沖縄発「やっぱりステーキ」が東京進出!いきなりステーキとの比較やその人気の秘訣は?

 

  

沖縄にはもともと米軍基地があり、ステーキ文化が根付いているそうです。やっぱりステーキは2015年創業で52店舗を展開。安くて気軽に来れて美味しい赤みの肉が人気で、ステーキ激戦区沖縄でも結果を出してきました!

  

お店の「やっぱり」の由来は、居酒屋などの呑み屋の後の締めでステーキを食べるのが沖縄では当たり前、「締めはやっぱりステーキでしょ!」の想いを込めて名付けられたそうです。

  

ステーキをもっと大衆的なものにしたくて、やっぱりステーキを立ち上げました。


意外と知られていないようですが、やっぱりステーキは「やっぱりグループ」として株式会社ディーズプランニングが展開しています。

  

  


  

3500円で無制限で食べ放題ができちゃうお店「やっぱり食べほ」や「やっぱりらぶ唐」なんかも展開しており、ステーキチェーンの「やっぱりステーキ」はその中の一つなんですね。

  

中でも「やっぱりステーキ」が支持されている魅力は何といってもコスパの高さ!ミスジと呼ばれる希少部位を150g:1000円で提供しています。しかも食べ放題のライス、スープ、サラダ付きでこの価格!

  

  

ミスジは1頭から1㎏弱程度しか取れない希少部位!肩甲骨内側のあまり動かしていない筋肉なのでとにかく柔らかいのです♪この柔らかさも「やっぱりステーキ」が提供するメニューの魅力でもありますね。熱々の溶岩石でお肉を焼く楽しみもあります。

  

ミスジの魅力とは

  

「やっぱりステーキ」で使用されているアメリカ産ミスジは、名前の通り筋が多い部位であるため捌くのに手間暇がかかります。

 

柔らかくて美味しい部位ですが処理に時間がかかるので、1000円の値段設定で提供するのが難しく、他店舗には真似のできない美味しさを安く提供しています。

  

「税込み1000円」という大きな壁

  

「いきなりステーキ」で提供しているメニューは、リブロースステーキが1g6.9円+税でお値段が少し高いうえにスープやライスのセットが別料金350円+税であり、ランチだと1000円を超えてしまいます。

  

  

もちろん、価格競争は意識されていて「いきなりステーキ」も 改革を進めていました。もともと300gを推奨していましたが200g推奨で1000円台で食べれるようにしてファストフードとしての手頃感や安さを演出しました。

  

  

また、商品開発も進めていき安さを追求した米国産牛肉のCABワイルドステーキは200gで1130円+税という値段設定でスープ、ライス、サラダ付きです。しかし、それでもなかなか1000円という壁を破れません。

  

なぜ、「やっぱりステーキ」では1000円税込みという値段設定を実現できているのでしょうか?

  

実は「やっぱりステーキ」も値段設定に関してはとくに苦戦していました。もともと180g:1000円でミスジのステーキセットを提供していましたが、新型コロナウィルスの影響によりアメリカ産牛肉の値段が高騰したことから看板メニューのミスジステーキにも影響が出てきました。

 

仕入れ価格が5割以上も値上がりしたため、値段を上げるか、肉量を減らすかで苦渋の選択を余儀なくされました。結果として、1000円を死守して150g:1000円と30g減量したのです。

  

ここでのポイントは、経営的に採算が取れなくなったときに、肉量180gのままで値上げするのではなく、1000円税込みに併せて肉量を調整して減らしたことです。

  

値段を上げてしまっては、「いきなりステーキ」の料金設定に近づいてしまう。1000円札で食べれるコンセプトを徹底的に守り通したかった「1000円税込みへの情熱やこだわり」が値段設定を実現した訳ですね。

  

どのような需要が支持される時代か

  

  

150gというのは、女性からはちょうど良い量でもあることから、女性顧客の獲得にも繋がりますね。一般男性でもっと食べたい人はオプションで追加したら良いので、セットというのは「食べる人の最小限単位」で設けるのが多種多様なニーズに応えて全体的な支持を得る理想的な方法なのかもしれませんね。

  

追加料金でお肉がお替りできる「替え肉」というものもありますし、赤身ステーキ200g:1000円セットもありますので、量を選ぶか質を選ぶかを1000円という値段で気分に合わせて選べるのも楽しさです♪

  

肉量が200g~が推奨設定である 「いきなりステーキ」では、たらふく肉を食べるような肉肉しいイメージが強く、一般男性受けな感じがします。一方で100gの値段をしっかりメニューに表記している「やっぱりステーキ」の方が視覚効果的にも女性の支持を獲得しやすいのかもしれません。※いきなりステーキでも100gから注文は可能です。

  

ステーキのファストフード業界を目指す以上、「安さ」「コスパ」は最大のテーマです。マクドナルドのように、良いものをそこそこの高値で買う「満足」よりも、ある程度のものを安値で買う「満足」の方が支持されているのではないでしょうか。

  

上質な品質をそれなりの価格で提供したい!という想いも立派なこだわりかもしれません。そのためには満足してもらいたくて200g~300gを推奨したり、それに合わせた値段設定になるのも無理はありません。しかし、想いやこだわりがどれだけ強くても、消費者の支持を得れるかどうかは別の話です。

  

「1000円税込み」というのはまさにファストフードに費やす金額の壁であり、値段に併せて内容を調整していった「やっぱりステーキ」の方に軍配が上がりそうですね。

やっぱりステーキが目指す今後の展開とは

  

やっぱりステーキの魅力は柔らかて安いミスジだけではありません。

  

常に、常識にとらわれずに新しい満足を提供しようと務めています。例えば、テラス席でペットの犬ちゃんが楽しめるお肉メニューを展開するなどして、細やかなニーズに応えようとしているのです。

  

また、社長の義元さんは今の都内出店をさらに加速しようとしています。新型コロナウィルスでテナントが空いている状況をチャンスと捉えて、東京23区の出店を目指しているのです。

  

年内にはさらに店舗数を増やして一気に拡大を目指す方向で、沖縄から東京に進出するだけでなく、都内でもさらなるシェア獲得に励むそうです。その後は、他の都道府県にもお店を増やしていくのでしょうか。これからも、美味しいお肉を安く提供してお客様を笑顔にして欲しいですね。

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