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ドル円暴落!強制ロスカット多数発生…歴史的な円高の要因や背景

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瞬時に円高急伸…108円台から104円台へ

2019年1月3日、今後忘れられない日となりました。ドル円大暴落です。2018年3月の1ドル104.607円を割り込んだ104.008円の値を付けたのは実に2016年以来です。強制ロスカットされた方も多いのではないでしょうか?

  

午前7時過ぎのこと、たった30分で凄まじい円高となり、1ドル108円台から1ドル104円まで叩き売られました。一瞬の出来事で対応できなかったはずです。

  

  

もともと年末年始はドル円110円付近で推移していた為替です。さらに昨日のNYダウ市場はプラスで終了して穏やかな流れでした。

  

ところが、市場外でiPhoneでお馴染み米アップル社が下方修正を発表したために、8%安まで株価が下落、それで為替に影響が出たとされています。世界トップクラス企業の下方修正で景気衰退が嫌気されました。

  

米アップル社の下方修正から、世界的なリセッションが現実のものと連想されたことが円高加速の主な理由とされていますが、一概にはそう言い切れません。

  

ここまで短時間に円高が急伸し、今は107円まで戻している現状から単純に感じたのは違和感でした。

   

  

確かに従来売上予想の890憶ドル~930憶ドルから、今回予想を840億ドルと発表したのは想像以上の下方修正ではありました。中国でアップル製品の販売不振とのことですから、おそらくHuawei問題も絡んでいるのでしょう。

  

トランプ大統領の対中姿勢はさらに業績を悪化させたはずです。中華圏での販売不振から前年同期比売上100%減少、あからさまに中国市場からアップル製品は排除、締め出しを喰らった形でしょう。

 

  

売り仕掛けによる下落の連鎖

しかし、米アップル社の下方修正発表と株価が8%安の材料で、ここまでドル円がフリーフォールする因果関係はとくに見当たりません。 一瞬で4円も動くのはありえないですし、ここ数日間で6円近く動いたような印象です。

  

チャートでもかなりスプレット穴が開いての下落、どう考えても異常事態であり、売り仕掛けされたのではないかと勘ぐってしまいます。

  

  

米アップル社の悪材料を皮切りに、為替取引で「ロスカット狩り」が行われたとしか思えません。インパクトさえあれば、悪材料は何でも良かったのかもしれません。 薄商いのこの時期はとくに狙い目です。

  

ロスカット狩りをする理由は単純です。たんに顧客の損失が利益に繋がる機関もいる訳です。また、証券会社は手数料で稼いでいるため、 為替の差でボラが大きい方が儲かる仕組みです。

  

Twitterでも様々な声が聞こえてきています。皆さん悲惨な思いをされているようです…

  

  

JINさんは、昨年末にも株の暴落で苦戦していただけに、FX取引の強制ロスカット3000万円はきついでしょうね…豪ドル、トルコリラ円もされていたはずですので、傷口が大きかったと思います。

  

  

1日で、900万円が46万円…絶望的な正月になってしまいましたね。一瞬で資金が溶ける感覚は恐ろしいです…

  

  

朝起きて、現状を確認したら顔面蒼白…しばらくは立ち直れそうにないですね…

  

  

今回の教訓からリベンジされるとのことですが、中にはFX取引を卒業する人も多く現れそうです。投資家も怖くて参入できません。

  

  

今後の為替や日経平均株価推移は?

チャートでの強烈な下髭からも、売り浴びせた機関の買い戻しは入っているでしょうし、当面は1ドル104円がドル円の底値と考えられます。 

  

よほどの世界情勢を悪化させる材料が出ない限り、運良く1ドル104円~105円で手に入れることができた方は、しばらく保有して様子を見ても良いかもしれません。

  

それは、激しい日経平均株価の動きに連動することなく、110円近辺を維持し続けた為替の安定感が物語っています。2014年後半から上下に振り幅はあるものの、1ドル110円に収束していってました。

  

それほど、今回の下落は異常でした。米アップルによる景気減退懸念の材料、さらに商いが乏しいこの時期に、AIによる容赦ない売り浴びせに目を付けられ、偶然重なって狙われたのではと推測します。

  

  

現在、NYダウは23000ドルを推移しています。一時は-670ドルまで掘り下げたものの、少し回復…10分ほどで200ドル上げました。上下に激しく揺さぶる手法についていくのも大変です。

  

日経平均株価も釣られて下落すると思いますが、二番底を試す展開となれば御の字です。18500円~19500円台に強烈な抵抗線がありますから、その辺りでしっかり底を固めることができるかがポイントですね。

  

FX取引をされている方は、今後、キャッシュポジションをしっかり行うのとロスカット値をこまめに設定しておいた方が良いです。

  

今からは、AIが激しく上下に売買して投資家を翻弄します。どんな材料で売り込んでくるか、急に上昇に転じるのか、まったくわからないからこそ、「守り」の対策が必要です。

  

また情勢が不安的な時はレバレッジは極力かけずに勝負することがおススメで、ゼロカットシステムが導入されているFX業者で取引をすれば損失を少しでも軽減することができます。

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