副業で稼ぐ!投資で資産運用!たそがれインデックス

目指せ「億り人」!庶民的投資家の資産運用ブログ♪副業・資産運用・株・FX・金・プラチナ・仮想通貨

世界情勢 米中問題

米中貿易戦争

投稿日:2018年12月9日 更新日:

拡大する貿易赤字

米中が関税の掛け合い合戦をしている中、12月8日に中国より11月の貿易統計を発表しました。

それによると対米貿易黒字は356憶ドル(約4兆円)で過去最大となったそうです。

トランプ政権が各国に対して関税の引き上げを行っていますが、このようにアメリカが抱える「貿易赤字」の実態も深刻な問題なのです。

「356億ドル」という数字も重大な問題なのですが、前年同月比に対して28%増しで拡大していることも懸念材料です。

トランプ大統領が、今後さらに激しい関税措置を設けてくることは容易に想定できます。




一時休戦?

12月1日にG20で米中首脳会談が開催され、習近平国家主席とトランプ大統領の間で、以下の3点について合意がありました。

①関税問題、サイバー攻撃、技術移転の強要、知的財産の保護といった構造改革協議を速やかに開始

②中国がエネルギーや農作物、工業製品を「相当量」、アメリカから輸入すること

③中国からの輸入品に対する関税は2019年度も「10%」のままで、現時点では「25%」の関税引き上げを見送る

そして、重要なのは③の関税見送りについてです。中国としては関税引き上げを阻止したいところであり、他の項目に関しての合意が、今回のトランプ大統領の「交渉」なのです。

合意がなければ、関税が25%に引き上げられるのですが、追加関税の導入に90日の猶予期間を設けました。

この「90日の猶予期間」については、米中が歩み寄り貿易戦争が緩和されるとして好感される内容でした。

一方で、クリスマス休暇と中国の旧正月を意識しての配慮であり、「90日の猶予」はあくまでその場しのぎに過ぎないのではという意見も出ています。

その場合、猶予期間の90日を迎えるころには、再度トランプ大統領が強気の発言で「交渉」を中国に迫る状況も予想されます。

言わば一時的な「休戦」と考えることもできます。

悪化する米中関係

融和ムードが見られた米中関係でしたが、先日の中国通信機器大手である華為技術:ファーウェイ(Huawei)の幹部逮捕の衝撃的な報道で事態は一転しました。

トランプ大統領は最高財務責任者(CFO)の逮捕について言及しており、米中通商交渉には影響を及ぼさないと言っています。

しかし、ファーウェイは中国政府と官民一体企業でもあるため、米中関係の悪化は免れられないのではないでしょうか。

習近平国家主席は、貿易摩擦を緩和するために中国市場開放をアピールしていますが、貿易摩擦解消への糸口がまったく見えてきません。

お互いが関税をかけあうことで泥沼化していく展開は避けたいところです。貿易戦争に勝者はいません。今後「関税マン」と名乗るトランプ大統領の発言に注目です。




-世界情勢, 米中問題
-, , , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

森喜朗氏の女性軽視発言を受け、オリンピックの中止懸念?森氏の不適切発言とLGBTの観点について解説

      謝罪会見でも不適切発言!さらに炎上       東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長を務める森喜朗氏(83)が女性軽視と捉えらえる発言をしたということで、全世界で波紋が広がって …

魅力的なサウジアラビア市場

サウジに忖度 サウジ記者カショギ氏暗殺の件で、今トランプ大統領は崖っぷちの状態に陥っています。   サウジアラビアとの繋がりを意識しつつ、米国内からの支持も脳裏に、トルコの要請や世界からの視 …

米朝首脳会談で合意に至らず…決裂か?今後の米朝関係は?

         双方の思惑が乱れ、米朝合意に至らず    期待されていた第二回米朝首脳会は非核化と経済制裁の解除の観点に溝が発生してしまい、両首脳は非核化に関して合意に達せず、文書の署名は見送られま …

ロビンフッドという株売買アプリとは?ダウ市場の大幅下落、ナスダック市場の暴落を招いた危険性について詳しく解説

          テスラ株が21%の下落!    強い上昇を見せていたテスラが売り叩かれ急落しました。年初来、株価は約1.5倍に跳ね上がり、一時はイーロン・マスク氏が世界の大富豪3位になる等世間の注 …

日経平均株価は3万円目前!!上昇した理由についての考察とネット・SNSでの投資家予想まとめ!

      日経が30年ぶりに29000円を回復!       日経の勢いが止まりません!1990年8月以来の高水準を付けています。先週末は、日経平均株価「29000円」という壁がとても分厚くて頑丈そ …