菅政権誕生で揺れる通信大手!今後の株価の推移を分析
いよいよ菅政権が本格始動しましたね!改革の1つとしてスマホや携帯電話の基本料金を大幅に値下げする目玉政策を発表。
この発表を受け、NTTドコモやソフトバンク、KDDIといった大手キャリア業界に激震が走っています。株価は軒並み暴落!
9月18日には、武田総務相が携帯電話料金の引き下げについて「1割とかいう程度では改革にならない」と述べたことも材料視されたようですね。基本料金4割の引き下げを目指すのでしょうか。
NTTドコモ株は今が買い!?株価は割安で仕込みチャンス到来か、理由について
短期的にはネガティブなニュースで売られていくかもしれません。しかし、今の叩き売られている状況をバーゲンセールと捉えれば、長期的には安値で手に入れるチャンスでもありますね。私はNTTドコモの株を購入して仕込みました!購入理由としては、
もともとドコモ口座不正出金の社会問題で株価が下がっていたこと。ドコモ利用者だけではなくて他の大手キャリア利用者でも被害にあうことや、被害額の補填金額からドコモ離れに繋がるものではないことが予想され、業績に与える影響は軽微と判断。次第に株価は上がって回復していくものと推測しました。
続いてはチャートから考察。週足ではいくつも窓を作っての下落であるため、この窓は埋めていくものと予想。月足チャートを見ると移動平均線(長期)にぶつかっていて、これが強力なサポートラインとして意識されること。
さらに3月のコロナショックの時につけた安値2700を現在のNTTドコモ株価は割って2698円を付けていますが、コロナショックの時は日経16358円で今は日経23360円。これも割安と判断しました。
また、売られ過ぎ買われ過ぎの判断として利用されるRSIを分析しても、短期では30付近の値を示しており、少し売られ過ぎゾーンに突入していること。
そして、仮にスマホ料金や携帯料金の引き下げが決まったとしても、業績に反映されるのはもっと後の話であり、直近の決算には影響しないと考えました。
なぜNTTドコモ株を購入し、ソフトバンクやKDDIは見送ったのかについての考察
なぜソフトバンクやKDDIではなくNTTドコモに焦点を絞ったのかというと、ソフトバンクはもともとPBRが5.88と高く(KDDIのPBR:1.43でNTTドコモのPBR:1.65)、少し割高に感じていたこと。それでもソフトバンクが人気あるのはトップクラスの高配当で株価が高水準の印象。
また、KDDIは前回のコロナショックの安値2658円に対して現在は2743円とまだ下落余地があるのではないかと推測。月足チャートを見ても大きく長期移動平均線を割っているため底値が分からない状態から様子見することに。
スマホ料金値下げは以前から出ていた話でもあり、株式市場では織り込み済みな可能性も!
もともと、スマホ料金の値下げ話は数年前から出ている話でした。楽天モバイルが大手キャリアに参入しようとしていたころの話です。ただ、うやむやになって政策が流れたのですが、今回は菅政権が肝いりの本気で取り組むのではないかという憶測で売られています。
ソフトバンクもKDDIも短期では大幅に売られていることには違いないので、様子を見ながら少しずつ買い集めてINしていくのはありと思います。
引き続き、株価推移を見守りながら報告していきます!アメリカが大統領選挙を控えているため、日経平均株価も含めて年内は株価が大荒れになる可能性が高いです……ロスカットラインは決めてから取引をした方が良さそうですね。
とはいっても、安値で購入できるチャンスと捉えます!
株は自己責任でお願いします!