副業で稼ぐ!投資で資産運用!たそがれインデックス

目指せ「億り人」!庶民的投資家の資産運用ブログ♪副業・資産運用・株・FX・金・プラチナ・仮想通貨

未分類 訪日(インバウンド)

訪日観光客が利用する民泊部屋の実態

投稿日:2018年11月27日 更新日:

増殖を繰り返す民泊部屋

前回、大阪万博開催によって、生じる懸念として「オーバーツーリズム」の加速化をご紹介しました。

https://tasogaren.com/大阪万博開催で生じる懸念

 

観光客が溢れることで地元住民の私生活に支障が出ていたり、日本特有の景観や品質が損なわれたりすることは重大な問題です。

 

その土地の文化的な慣習や、長年住み続けて「生活をしている」住民を蔑ろにしていては、土地から人々は離れていく一方です。

 

そして、空いた場所がまた観光客のために利用されてしまいます。

 

 

具体的な例として、大阪市内での、とある民泊が利用されているマンションのケースを挙げます。

 

2年前は2フロアに対して1部屋程度の割合(1フロア8部屋ほどです。)でしか民泊に使用されておりませんでした。

 

現在では1フロアに対して2~3部屋ほど民泊に使用されており、長年住まれていた方がどんどん引っ越しして立ち去っている状況です。

 

 

人が離れて部屋が空く度に、どこかの業者が法人賃貸契約で部屋を占拠し、民泊目的のためにリノベーション工事を入れるなどして民泊環境を整えていくのです。

 

 

一度、その部屋が民泊として法人賃貸されてしまうと、その後に個人が賃貸することはありえません。

 

 

民泊に利用される部屋の郵便ポストには法人のような名前の記載がある場合や、「郵送物を入れないでください」という同じフォーマットの張り紙が複数のポストに記載されているため、どの部屋が民泊に利用されているのかが一目瞭然です。

 

 

ポストの中には部屋の鍵が入ったキーボックスが入れられている場合が多く、またエントランス付近にキーボックスがぶら下がっていたりするのですが、このキーボックスの量も年々増えていっている傾向です。

 

 

こうして少しずつ外国人の割合が増えていき、日本人は肩身が狭い思いから、引っ越ししてマンションを離れていき、その部屋は法人が占拠していく「負のジレンマ」がございます。

 

 

地域ネットワークを創出するのは、その土地に長く住み続けていた地元住民の方々であり、旅行目的で観光に来らる外国人では創出できません。地元住民ファーストな姿勢は必要不可欠なのです。

 

 

ただ、だからといって観光客を減らす策を重んじるべきでもないと考えます。

 


2019年以降「少子高齢化社会のはじまり」とされており、日本の経済は徐々に衰退していくと考えられております。

 

アメリカ合衆国大手総合情報サービス会社ブルームバーグも、日本のGDP低下は避けられないと予測しております。

 

国力が低下してしまうと消費の衰退を招き経済成長がさらに悪化します。

一度少子化が進むと、なかなかその傾向から脱却することはできません。少子高齢化社会を迎え冷え込む前に、なんとしても消費を促す装置を育む必要があります。

 

つまり、観光客が日本で消費をすることで、インバウンドによる外貨の獲得が日本経済を潤します。

 

 

このように観光客を増やすことが大きなカギになるという意見もあるので訪日外国人の存在も大切なのです。

 

地元住民の配慮を気にしつつも、日本は観光客の消費に頼ざるを得ない時代が間もなく到来します。

 

 

インバウンドの恩恵を欠くこともできません。どちらの視点に立ってもバランスの取れた「気配り」が求められるでしょう。

 

お互いが不自由しない円滑化されたシステムや解決策が必要なのです。

 

 

果たして解決策などあるのでしょうか?
3つの解決策についてまとめてみましたので気になる方は、下記も是非ご参照ください。

https://tasogaren.com/訪日観光客をスマートに対応する3つの解決策と

-未分類, 訪日(インバウンド)
-, , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

日韓経済戦争が開始?優遇措置(ホワイト国)の仕組みと正確な理解についてわかりやすく説明

   G20大阪サミットで日韓首脳会議が行われることもなく、安倍首相とムンジェイン大統領の8秒間の握手もぎこちなく、お互いあまり会話をしない距離感から日韓関係の冷え込みが浮き彫りとなりました。    …

no image

災害に負けない投資術を。台風や水害復旧関連株で成長した企業の銘柄について分かりやすく解説

     甚大な被害をもたらした台風19号    令和元年にあたる2019年は何度も大型の台風被害に見舞われました。とくに台風19号(ハギビス)は最大風速55m/sと強烈で神奈川県の箱根町では降水量1 …

トヨタ自動車<7203>の決算期待が高まる!コロナ危機を乗り越えたTOYOTA!投資家の予想や反応は?

      決算期待で株価は年高更新!       2月10日に第3四半期累計決算の発表を控えているトヨタ自動車<7203>、好決算予想から買いが入っています。今日は朝から買いが強く、年高 …

2022年の投資戦略!株式投資から仮想通貨投資の解説とFX自動売買やコモディティ戦略について紹介

      明けましておめでとうございます。いよいよ2022年が始まりました、今年度も宜しくお願い致します。2021年は忙しくてあまりブログの更新ができませんでしたが、今年はボチボチブログ更新できたら …

クレベリンが大ヒット!コロナ対策銘柄の大幸薬品〈4574〉の魅力や投資について

      正露丸の大幸薬品!       ラッパのマークでお馴染みの正露丸は100年以上前から愛されている胃腸薬・下痢止め薬です。大幸薬品〈4574〉の医薬品事業として業績を支える大きな柱でした。 …