金(ゴールド)は10000ドルを目指す!?
金(ゴールド)の価値が上昇し続けています。2000ドルを突破して2011年の最高値も更新。不況時にも強い金、プラチナなど貴金属の投資がとにかくお勧めです。
5000ドル、10000ドルを目指すという声も出ています。なぜそんなにゴールドが強いのか、下記のブログでごーどの魅力について詳しく紹介しています。
投資の種類について解説(メリットやデメリットなど)
次に「ゴールド」といっても具体的に何を購入するのがおススメなの?という方のために、ここでは3つの投資方法についてご紹介致します。
皆さんの余力資金と相談して独自の投資スタイルに合わせてチャレンジしてみてください。※私としては③がおススメ!
①リスクを恐れない!一気に稼ぎたい!
短期間で一気に儲けたい方には、金ダブル・ブルETNがお勧めです。これは東京商品取引所の金指数の2倍で動く指数を対象としたETNで、本来のETNの2倍の値動きで推移します。ETNなので主に株式口座をお持ちであれば購入ができます。
現物資金で購入することもできるので商品先物口座はないけど、株式口座は持っているという初めてな方でも購入しやすいです。ただし、損失額も通常のETNの2倍値動きで発生しましのでかなりリスキーなETNではあります。 まさにハイリスクハイリターン型!
②商品先物で「金スポット」を購入する!
商品先物口座をお持ちの方は、「金スポット」の投資方法をお勧めします。「金(標準)」「金ミニ」など種類が多いのですが、「金スポット」の魅力は保有し続けることに期限がないこと。(通常、先物取引は建玉・ポジションを保有する期限があります)
なので長期的な投資に向いていますし、万が一、金の価値が下がってしまい損失を抱えてしまったとしても保有期限を迎えて強制ロスカットなんてことはありません。金の価値が落ちても、少しずつ下値で買い支えれるナンピン資金をたっぷり用意して暴落時にも購入できる備え型の投資方法がお勧めです。
さらに、本来の価格で金・ゴールドを購入しようとすると1gあたり約6700円なので100gでは67万円の資金が最低でも必要となりますが、商品先物ではレバレッジ効果〈総代金÷証拠金)の関係で現在は100gあたり28000円で保有することができます!これでいくと、67万円資金があれば、本来100gでしか購入できないところ、67万円÷28000円≒2300gほど購入できることになりますね!※購入できる金額は変動します。数字は2020年9月16日現在
100gを1枚と言うのですが、2300gですと23枚。例えば、1枚の値動きで金価格が6700円から10円値上がりして6710円になると、1枚の利益は1000円となります。23枚持っている場合は、23000円の利益獲得ですね!利益と損失の計算が単純明快です。
金スポットは少しづつ集めていき、ただ保有枚数が多すぎると損失額が大きいと追証が発生しますので、例えば投資資金が100万円であったとしたら、3分の1の33万円程度を証拠金目安として、購入できる10枚~11枚くらいの保有がおススメです。(1枚購入するのに28000円の場合)
③金・ゴールドに関連した株銘柄を購入する!
私が最もお勧めしている投資方法です。ゴールドを長期で保有する場合、ETNも商品先物もただ持っているだけでは利益は生まれません。ところが、配当金が出る金・ゴールド関連の株を所有すれば、配当金をもらいながら長期的な投資が可能です。
松田産業(銘柄コード:7456)は電子部品スクラップから貴金属を回収する貴金属関連の銘柄で配当金を36円出してくれます。アサヒHD(銘柄コード:5857)は金やプラチナなど貴金属リサイクルを手掛けている会社で配当金は160円ほど。これらの貴金属関連銘柄は、金・ゴールド価値に連動しやすい特徴があります。※必ず金やゴールド指数に連動するものではありませんので、金・ゴールドの価値が上がっても株価は反応しないこともあります。その点が③における投資術のデメリット。
また、株式投資ですので現物で保有していれば、まず絶対にありえませんが…まさかのまさかで株価が0円の紙屑になったとしてもそれ以上の損失を抱えることはありません。これは株式の強みであり、②の商品先物では損失額が増えてしまい証拠金が不足すると…追証としてさらに追加で資金を用意しないと強制ロスカット(損切り)となります。
このように、金・ゴールドの投資方法はいくつも種類があります。まとめると①はハイリスクハイリターン、②は指数通りの値動きで利益や損失が発生、③は関連会社の株式投資なので、その会社の業績やIRに左右されますし、必ず金やゴールドの指数に連動する訳でもないけど、保有することで配当金をゲットできますよってことですね。
今回は金・ゴールド投資方法の種類やメリットデメリットについて紹介しました。皆さんの投資スタイルに合わせてぜひ参考にしてみてください。最後に、投資はあくまで自己責任でお願いします!