菅政権はDX推進の目標!旬な銘柄を狙う
所有している株式で銘柄を一部利益確定できたのですが、まだまだこの銘柄や業界の上昇余地を感じましたので、利益確定に成功した銘柄、投資した銘柄についてご紹介したいと思います。
菅政権の再度の緊急事態宣言の流れを受けて、年末年始に急いで仕込んだのはテレワーク銘柄でした。ワクチンが広まって感染者が落ち着くまではコロナにより企業もリモート化は進むのではないかと、コロナ関連銘柄の需要を意識しました。
以前から、DX(デジタルトランスフォーメーション)については多数議論されながらも、日本の民間企業や自治体の導入率は低い状況でした。DXとは、業務のあらゆる部分を電子化することで、様々な付加価値や市場を創出する方向へシフトしえいく取り組みのことです。
そんな中、新型コロナウイルスの脅威によりDX推進に拍車をかけることに。企業はITの導入を加速させてテレワークやクラウド化が進んでいき、政府も2020年9月にデジタル庁を設立。
惜しくも新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためとして、クラウド化、テレワーク、脱ハンコ、オンライン化に関する事業が恩恵を受ける仕組みが整っていったんですね。
オススメな銘柄について、どの銘柄を仕込んだの?
DX関連の銘柄は多数ありますが、どれも人気化して株価が高値水準にあります。今頃になってなかなか買いでは入りにくいですよね。コロナ禍で株価さらに上昇しそうな気がするけど、すでに織り込み済みでチャート的にも株価が高くて怖くて買えないってことがあります。
例えば、ウェブ会議などコミュニケーションサービスを提供しているブイキューブがあります。遠隔医療やネットのセミナーサービスも扱っている大人気のリモート関連銘柄です。
脱ハンコ銘柄で電子サインを手掛けるGMOグローバルサインは、株価が10倍になりテンバーガーを達成しました。以前、記事で取り上げた銘柄ですね。天井を付けた後は株価は徐々に下り坂で、INするタイミングが難しい銘柄です。
藤原竜也さんのCMでお馴染みのテラスカイも株価を上昇させていきました。クラウド導入支援を手掛ける会社でテレワークの独自システムを採用するなど有力候補です。こちらも既に株価は天井を付けて下がってきているチャート。
上記で紹介した銘柄の共通点は、チャートで言うとまだ高い位置で推移しており、RSIも高い点です。ようやく25日短期移動平均線にぶつかって、この抵抗線から支えられてさらに株価を上昇させるか、移動平均線を割って下に突き抜けるかはわかりません。
こういう既に人気化した銘柄は、今から入るのは危険なので私はスルーしています。あくまで株価が暴騰する前の「仕込み」段階を狙っているので、まだ株価がそんなに上がってないか調整で下がり過ぎた銘柄に注目します。
学校のオンライン教育に注目
民間ではテレワークが進んでいますが、学校ではあまりリモート化が進んでいません。厚労省が推奨していない傾向にあるようです。しかし、コロナ禍だけでなくとも教育現場でもテレワークは必要となっていくでしょう。
そんな中、学習管理システムやeラーニングシステムを開発している銘柄に注目しました。銘柄コード:2345のクシムです。
もともと連続増益していたクシムが、さらにコロナ禍でオンライン特需の追い風を受けて株価は上昇したのですが、9月10日にライツ・オファリングを発表して株価は大暴落。増資ですね、9月10日の株価終値は1036円だったのですが、たった2日で株価778円にまで売られました。
それからも、徐々に売られ続けて株価は下がり527円でいったんの底値を付けた状態です。クシムのこうした増資の背景が、他のDX関連銘柄と異なる株価推移をしてしまった事情でありますが、売られ過ぎた銘柄ということで逆にチャンスとも考えて仕込みました。
IRで株価が少し上昇したため、短期のポジション分は利益確定しましたが、長期的な株価上昇を信じて保有しています。チャートを見ても一目瞭然でしょう。
クシムの場合、材料が出ると株価が一気に暴騰しやすく、ボラが大きいです。なので、短期の回転用とロングポジション用に分けて、こまめに利確をしています。
これからもDXの需要は続いていくと思いますので、株価が下がるのであれば少しづつ買いを入れて集めていきたいと思います。もちろん、テラスカイ・GMOグローバルサイン・ブイキューブについても同様に注目していますのでインするタイミングを狙って監視していきます。