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マクアケの第一四半期決算発表を受けてPTSの株価は大暴落!なぜマクアケが売られるの?理由について分析

投稿日:2021年1月26日 更新日:

 

  

マクアケ(4479)、1Q経常利益は47.6%増益!

  

  

本日、マクアケ(銘柄コード:4479)が第一四半期の決算発表!経常利益は前年同期比に対して47.6%増益の1.5億円に拡大しました。そんなマクアケの時間外取引では株価が大暴落・・・なぜ売られているのでしょうか?徹底的に分析します。

  

まず、マクアケはクラウドファンディングとしての認知度が高いサイトで、新型コロナウィルスの影響で支援を受けたいプロジェクトが多数設立、展示会等の代替需要が拡大するなどして注目を浴びました。

  

コロナ禍でも特需を受けるコロナ関連株として人気があり、2019年12月に上場してから株価も右肩上がり。日経マネーでも紹介されるなど投資家からも期待値の高い新興株です。

  

PTS大暴落!なぜ売られてるの?

  

  

現時点でのPTS(時間外取引)では「−12.48%」の暴落で株価は9181円を付けています。出来高も35100株とそこそこあるので失望売りが続いているようです。なぜ売られているのでしょうか?

  

①前年同期比で売上営業利益率が19.7%→15.3%と4%ほど下落

  

成長株に求められるのは、守りではなく攻めの姿勢ですので、売上営業利益率が前年同期比に対してどのように変化しているのはがすごく重要です。マクアケの場合、1Qの売上は前年同期比に比べて91%増加しましたが、営業利益率は4%下落。

  

株が割高でも高水準を維持していたのは、成長性が見込まれて期待されているからなので、マクアケのようにコロナ特需でありながら売上営業利益率が減少するのは致命的です。

 

新型コロナウィルスの影響前の方が売上営業利益が良いとしたら、それはもはやコロナ関連株として期待もされなくなるでしょう。

  

①通期計画予想は6.1億円 で、コンセンサスを17% 下回る

  

経常利益は前年同期比に対して47.6%増加ですが、通期の経常利益は20.5%増益の6.1億円を想定。これはコンセンサスを17%近く下回る水準となっていて今期の進捗率が24.6%の経常利益1.5億円という数字が期待外れだったのでしょう。

  

  

グロース株で、コンセンサスを大幅に下回るのは成長株としてはあってはならないこと。また市場予想では1Qの売上は12.4億円でしたが、実際のところ9.9億円であった点も株価が落ちる理由の1つです。

  

③株価10000円超え、時価総額は1200億円

  

単純に、株価が上がり過ぎでした。1年間の通期売上予想51億円、通期利益予想が6億円の会社で時価総額1200億円ですので、割高だったのでしょう。

  

株価が10000円というのも懸念材料です。値幅制限が±3000円ですから、売られる時の恐怖心からPTSで手放している株主が多数なのかと。少し前までは株価8000円を推移していた銘柄のですので、その辺を底値とするかどうか。

  

前年同期比に対して売上が増加していれば、時価総額なんてあまり気にされないため、株価の上昇もあったでしょうが、認知度・サービス内容・ユーザー増えるなど材料あっただろうに売上減少では冷静に考えると時価総額1200億円は高い・・・

  

また、人気の高かったマクアケは信用の買い残が70万株近くあります。この枚数がどのような動き・立ち振る舞いをするかで今後の株価の推移が決まりそうです。

  

今後のマクアケ株価に注目!

  

  

  

先行投資を果敢に進めてきた結果にもかかわらず売上減少をしているようではPTSでの株価も暴落します。時間外取引は参加できる方が限られていることから、実際の株価の動きは「場」が開かないと始まりません。朝一では売りから開始されるでしょう。

  

とは言っても、テレビCMやカンブリア宮殿でも紹介されていますし、認知度を高めユーザーも増えているマクアケ。サービス内容も素晴らしい事業内容ですし、リピーター数も増えているころからも応援したい銘柄です。

  

ひとまず明日は売り圧力により株価は下がるでしょうが、今後の将来性を期待して低い株価で集めたい投資家は多いはず。 明日の株価は値幅制限±3000円というのもポイントですね。 個人的には期待している銘柄なので、今後も監視を続けたいです。

  

   

  

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