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金・ゴールドは「買い」?商品先物取引は儲かるの?コロナウイルスと金の因果関係について分析

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今の日経平均株価の違和感 と、迫りくる「コロナショック」

  

コロナウイルスの影響により、日経平均株価は24000円から16000円と「3分の1」分の損失を出すほどの壊滅的な状態に。リーマンショックを上回る大暴落により、当然ながら株式市場における個別銘柄も株価大暴落…私も資産をかなり溶かしました涙

  

今では日経平均株価は20000円まで回復しましたが、日経平均株価20000円って2019年8月付近な訳でかなり違和感を感じませんか?国内消費を見てもデパートや百貨店は閉店しており、商店街もシャッター状態、各店舗は時短営業で「ステイホーム」で自粛による消費軽減。

  

外国人の訪日も減りインバウンド効果もなく、全産業に影響が出ていてリーマンショック以上の被害が出ているのに日経20000円は正直なところ実体経済を織り込んで連動しているとは思えません。緊急事態宣言が1カ月ほど延長となりましたが、2カ月で日本が失うGDP損失額は27兆円とのことですよ!

  

経済は麻痺しているのに日経平均株価が上昇している背景として、日銀による無限買い支えと言われていますね。日銀は年金を使って株を買ってますから、年金を溶かす訳にはいかないのでしょう。この日経平均株価操作とも思わせるほどの上昇が金融バブルです。

ともあれ、リーマンショックを超えるであろうコロナショックによる不況は確実にやってきますし、金融バブルも少しづつ実体経済に寄せてくるものと思われます。

  

現に大企業も軒並みに業績の大幅な下方修正を発表してますから、現状で日経平均株価が20000円付けていると言うのであれば、今からの株式投資はとにかくシビアになると考えました。もちろん底値を見極めて買えば勝率は高いでしょうが、その底値を見極めるのが難しいですね。  

  

「原油」と「金・ゴールド」の比較

  

  

「商品先物」は以前から気になってた方は多いのではないでしょうか。ところが、原油のような大暴落が起きるとさすがに手を出すのは控えてしまいますよね。

  

原油に関しては投資は控えた方が良いかもしれません。理由としては実体経済の影響を直で受けるのが原油です。原油の価値が上がるということは、経済が回らない限り上がりませんし、産油国も増えたことからオイルショックの可能性も低く、以前のような原油価値上昇は考えにくいです。

  

実際のところ、コロナウイルスによる人の動きがなくなるため、宿泊施設、飲食やレジャー観光、アパレル、航空も9割売り上げが落ちてしまう業界もあるように、経済に壊滅的なダメージとなっています。   

  

エネルギーや石油製品に使用される原油の利用価値も失われてしまいます。飛行機が飛ばない、自動車の利用も減るとなるとイメージしやすいですね。加えて今から暖かい季節に向かうことからさらに原油は暴落したともされています。

  

  

原油がマイナスになったことを考慮すると、他の商品先物も「マイナス」になるのではないか…?と不安があるかもしれませんが、もちろん可能性は否定できません。

  

しかし、「金・ゴールド」に関しては「マイナス」になる可能性は限りなく0パーセントに近いです。ほぼほぼない訳です。もし、仮に金の価値が「マイナス」になるとすれば、それは世界そのものが終了しており資産の価値もなくなっている事態なので投資の負けと気にしなくて良いです。

    

金・ゴールドの魅力とは

  

  

なぜ、金という商品先物はマイナスにならないのか。考えてみてください。お金を支払ってでも相手に金(ゴールド)を手放したい時代が来るでしょうか?紀元前から続く長い歴史上、金の価値がマイナスになったことはありえないでしょう。

  

歴史上、価値があるとされていたのは「宝飾品」としての価値です。そうであれば金以外の銀、プラチナやパラジウムも評価されそうですが、金とそれらの貴金属には大きな違いがあります。

  

銀、プラチナ、パラジウムは産業用途で使われることが多く、宝飾品と言うより産業用金属と評価されることが多いです。金は産業用途が全体の10%程度ほどであり、大きな景気変動に左右されない強さがあります。

  

このような金の魅力から、有事の時は「金」を買えと言われるように、金(ゴールド)は常に安定資産とされていました。資金の逃げ道にも使われてきた訳ですね。

  

同じように、有事の時に資金が集中するのはビットコインなどの仮想通貨になります。仮想通貨は歴史が短く「歴史的根拠」が弱く、「生産コスト」の部分で投資対象として判断が難しいところであります。

  

金は総生産コストが明確で1オンス(31.1グラム)あたり1200~1300ドルとされています。 これは2002年の時は 1オンス 200ドルほどでしたので年々生産コストが上昇してきている訳です。

  

  

生産コスト上昇の背景には世界の金の埋蔵量は5万トンとれており、1年で3000トン~4000トンほど採掘されているので、あと10数年ほどで金塊は枯渇してしまいます。

  

埋蔵量が明確で将来的には枯渇してしまう金・ゴールドですから、価値がなくならない限り生産コストそのものが金の価値を下支えしています。金の価格を決める判断材料に「生産コスト」が含まれていると考えることもできます。

  

一方、ビットコインはビットコイン価格から生産コストが決まる仕組みです。ビットコイン価格が上昇すれば投入されるマシンや使用する電力も増えて生産コストが増加しますが、ビットコインの価格が下がるとマシンの稼働も減るため、生産コストが下がります。

  

マイニングマイニングコスト(生産コスト)がビットコインの価格を決めるのではなく、ビットコインの価格が生産コストを決める現象から、金のように「生産コスト」という指標が価値を決める訳ではないのです。つまり投資判断の難しさを意味します。

  

 金(ゴールド)は買いなのか?将来はどうなる?

  

結論から金は買いであると判断します。短期的には1900ドル(1gあたり6500円くらい)を目指すと予想されており、将来的にはさらに高値更新も考えられます。

  

しかし、3月11日に金の大暴落で1gあたり4800円台を付けたように、一時的に下がるときもあります。これらの下げは「金の価値」が失われたのではなく、現金化目的の「換金売り」の流れから暴落したと捉えてます。今後も下がる場面はあるでしょう。

  

そういった下げこそ、買いのチャンスと考えますし、少なくとも私はこれからも金の価値は上昇していくものと信じて今でも高値で金を所持しています。  

  

コロナウイルスの影響後も史上最高値を更新した商品先物は「金・ゴールド」くらいでしょう。一時下がっても「換金売り」とされ、再び金に資金が集中し上昇していきます。

  

仮に金の価値が下がるような事態が発生したとします。プラチナなど他の宝飾の価値が金より高まって人気化した場合は金の価値も下がるでしょう。ちなみにプラチナは年間200トンしか採掘されません、金の20分の1です。 

   

世界各地で採掘される金と異なり、プラチナは採掘される場所が限定されており、金よりもさらに埋蔵量は少ない、三分の一程度と推測されています。個人的にはプラチナも長期では狙い目の資産ですが、産業用途であるプラチナは原油のように経済に左右されやすいのです。

 

  

余談ですが、それでもプラチナはかなり割安な水準であると考えます。生産コスト約1000~1200ドルに対して、現在のプラチナ価値が765ドルだからです。それほど必要とされてないということなのでしょうが…

  

「生産コスト」の指標から投資判断としてはプラチナも「買い」ではありますが、それほど「産業用途」ってだけで経済低迷となると売られてしまうのですね。プラチナも金のように「宝飾品」としての価値を高めたら価値上昇しそうですね。

 

次回は、実際に私が「金・ゴールド」のトレード取引をしてみて良かったことや学んだこと、反省点や失敗した経験、オススメなトレード方法について詳細をブログにしたいと思います。

  

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