1月25日:東映アニメーションの第三四半期決算!
鬼滅の刃の映画が歴代興行収入1位となり、千と千尋の神隠しを抑えて大ヒットとなりました。鬼滅の刃の劇場版を配信したのは東映(銘柄コード:9605)です。
配信会社の東映にも強いIP作品:アニメコンテンツが多数あります。そして、そのグループ企業である東映アニメーション(銘柄コード:4816)の第三四半期決算が1月25日に発表されます。
東映の決算は2月12日に発表されますので、先に東映アニメーションが決算発表です。「鬼滅の刃」の興行収入がどれほど配信会社の業績に影響するかは2月12日にならないとわかりませんが、東アニの決算発表は、一つの判断基準になるでしょう。
東アニの株価は9870円と最高値を更新し続けており、当日は株価乱高下するでしょう、決算内容を受けてどのように推移を示すのかとても楽しみです。
東アニの株価はコロナショックで安値3645円をつけてから、今日に至るまでに2.7倍の上昇です。東証一部の銘柄なのにマザーズみたいな動きをしたので2020年を代表する株でした。
スラムダンクも映画化!
東映アニメーションは「美少女戦士セーラームーン」「ワンピース」「ドラゴンボール」「プリキュア」と人気作品のIPを展開しているので、鬼滅の刃だけでなく今後の展開も期待されています。
とくに2021年には「美少女戦士セーラームーンEternal」が公開され、前編と後編の2部構成とのこと。スラムダンクも新作映画を出すので注目されています。
大人気ジャンプ作品の映画化とのことで、これも株価を底上げする要因となったでしょう。スラダンは世界でも評価されていますので、再ブームがくるかもしれません。
これからの日本経済復興のために、アニメやゲームなどのサブカルチャーコンテンツを世界に発信していく流れは必須でしょう。
株価は割高なの?
結論で言うと「割高」ですね・・・ただ、割高といっても株は人気投票ですから、東映アニメーションの株価が割高であったとしても上昇することは大いにあります。
懸念としては信用の買い残も多いので、もし売り仕掛けされると危険です。 信用買いしている人は、いつでも撤退できるように準備だけはしておいた方が良いかと。
みんかぶでの評価をみると、「売り」と考えている投資家が多いようです。たしかに時価総額4000億円は凄まじい・・・
2015年の株価から約10倍にまで上昇していますが、売り上げや利益の業績推移をみると株価10倍は割高と判断する人も多いでしょうね。
繰り返しますが、株は美人投票。PERなどの指数から株価が決まる訳でもありません。話題の人気銘柄なので今後のアニメ作品の展望に期待して「買い」が入る可能性は十分にあります。
良くも悪くも期待も不安も含めて大注目されているのが東映アニメーションであり、注目されているだけの実力と魅力があるのは間違いありません。
とてもワクワクする銘柄なので楽しみにしています。決算をまたがれる方は十分にご注意ください。株は自己責任でお願いします!