仕込みチャンス?三菱UFJ株を買ってみました!
コロナ以降、株価の戻りが鈍い銀行株。手数料や対面営業が鈍化して投信・保険販売が落ちていることや、原因の様子。三菱UFJファイナンス、りそなホールディングス、みずほ銀行、三井住友フィナンシャル、ゆうちょ銀行、どれもなかなか株価が回復しません。そんな中、このタイミングを絶好の仕込みチャンスとして三菱UFJファイナンス株を買ってみました!
なぜ、このタイミングで銀行株を買ったの?
なぜこのタイミングなのか。第三四半期が終わった後は、ヘッジファンドや投資銀行が現在のポジションを発表しないといけないため、世界的に日本株が売り込まれることが多いです。ポジション整理のためですね。
また、9月末は配当金の権利落ちで高配当銘柄は株価が下落することが多いです。権利獲得日は配当率が高い銘柄ほど株価下落しやすいので、そのタイミングで購入しよう!と狙っている人たちが多いのですが、さらにそれを読んでたように、彼らがさらに手放したくなるくらいまで数日~数週間ほど株価が売り込まれることがあります。
日経平均株価の地合いや為替環境にも左右されますが、体感としては、翌週末~週明けより少しずつ株価が上がる傾向が強いです。なので、ゆっくり買い増ししていくのがおススメですね。
なぜ、三菱UFJフィナンシャル株を購入したの?
三井住友、みずほといったメガバンク3行の中でも、海外への販路に力を入れている三菱UFJフィナンシャルに将来性を感じました。利益も優秀ですので今のところはまだ安心です。
三菱UFJ株は権利落ち日に6%近く株価が下落したため、仕込みチャンスと捉えました!三菱UFフィナンシャルの配当は年に2回、配当率は5.7%くらいでしたので下がってもせいぜい3%予想でしたから、ここまで下がるとは思っておらず、ひとまずのいったんの底値は確認できたように思います。余力がある人は、配当金の権利落ち日から少しずつ集めるのもありかと。
現状、三菱UFJ株を8000株所有しています。配当利回り5.9%と高配当です!
1株25円ですから、配当金としては年間20万円もらえるので、銀行に預けるよりはかなり魅力的ですね。現状、少し損益が出ていますがここから株価回復に期待したいです!まだまだ少しずつ集めたいですね。
今後の銀行株はどうなるの?
銀行株は淘汰されていくと思います。三井住友フィナンシャルも購入予定ですが、りそなとゆうちょは今回購入を見送りました。
理由としては、レオパレスのメインバンクがりそな銀行である点です。りそな銀行はレオパレスの顧客の融資を引き受けていましたが、報道されているレオパレスの施工不良問題で建物の欠陥で新規の融資が途絶えてしまうことが最大の懸念でした。発生した経営状況の危機により、1兆円規模の焦げ付きになる可能性も視野に、りそなは見送りました。ただ、現在の配当率は6%超えているのでかなり魅力的な株価ではあります。
そこまで株価に影響しないニュースであると思いますが、りそな銀行の顧客情報1万4000人の個人情報流出も痛いですね。指名・郵便番号・住所が記載されている光磁気ディスク1枚を紛失したと発表。今のところは買いでINしにくい状況です。
ゆうちょ銀行に関しては、日本郵政が3兆円の減損発表したことからスルー。日本郵政はゆうちょ株を89%所有しているのですが、薄価は1732円くらいで、簿価の5割を割ると減損処理することを内規で定めていました。現在の株価は800円台。もともとドコモ口座の件などで悪材料も出ていたのでしばらくは触れないことに。
そのほか銀行株で注目のニュースは、FRBがアメリカ銀行に対して、年末まで自己株買いを停止すると発表したことでしょうか。金利の影響は日本の銀行株にも影響が出てきますので、株価に反映されます。
現在の銀行株の魅力は、高配当銘柄であることと、その配当率からこれ以上の株価下落はなかなか生じないであろうという株価の安心感。ですから、少しでも悪材料が出やすい銀行銘柄は触れない方が「吉」であると考えます。
もちろん、保有している銘柄で思いもよらぬ悪材料が出るとすぐに手放すかもしれません。株式投資では常に臨機応変な判断と対応が必要です。保有した株が今後どのように推移していくのか、また報告していきたいと思います!
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