兼業トレーダーの強みとは?
専業トレーダーってどんなイメージでしょうか?パソコンを6画面くらい並べてにらめっこ!常に画面に張り付き、株価がピクピクと跳ね上がりそうな銘柄に狙いを定めてダイレクトかつスピーディーな投資!ってイメージです。
リアルタイムに複数銘柄を同時チェックできるので、デイトレで素早く利益を獲得できるでしょう。順張りの「買い」だけでなく、急騰した銘柄には「空売り」を入れることも可能!
しかし、私のようなリーマン投資家は常にパソコンに張り付くこともできないので、たまの休憩時間にスマホで株価をポチっとチェックする程度・・・これではリスクオンで勝負すると見事に刈られます(´・ω・`)
一見、専業トレーダーに比べて兼業トレーダーは不利なように感じますが、そんなこともないと思います!現にコロナショックで退場した専業トレーダーの方もいるでしょうが、私は少しずつ回復して資産を増やしています。
日経が16000円にまで叩き落されても生き残れたのは、「兼業トレーダー」であったから!
専業トレーダーは日々の投資が本職なので「生活」がかかっていますよね。しかし兼業トレーダーにとっての投資は「副業」であり資産運用的な役割。心理状況が全然異なります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、専業トレーダーの強みは「自由」「時間」であり、兼業トレーダーの強みは「安定した収入」「精神的な余裕」と表現することもできますね。
なので兼業トレーダーはどうしても中長期な投資法になりがちですが、「投機」ではなく「投資」と考えるのであれば堅実で安心感がある投資方法です。
※もし、あなたが数億~数十億円の資金にて兼業トレーダーをされているのであれば、以下の内容はスルーしてください!
さて本題に入ります!投資モデルとして、一般的なサラリーマンの平均年収を400万~500万円と仮定しましょう。さらに1000万円の運用資金を株式投資に充てたとしましょうか。
大型銘柄の投資は値動きが安定していることから、分散投資で年間の平均運用利益は+5%~10%程度、せいぜい「50万円~100万円+配当金」くらいになるかと想定。これを「守りの投資」と表現します。
それだけ堅実的な投資方法ですから利益を稼ぐにも限度があります。これでは「年収を超える!」目標を達成するのに運用資金が5000万~1億円必要になりますね。
年収を超える投資術とは?
少しずつ運用資金を増やしていけば運用資金が5000万~1億円になるかもしれませんが、それでは数十年くらいかかりそうです・・・なので、少しでも早く「年収超え」の投資目標を達成するためには、それなりの「攻めの投資」が必要なのです。
そこまで「年収超え」の投資法にこだわる理由、それは「兼業トレーダーとしての意地」でもあります。専業トレーダーの方が有利とは認めたくないのです。
※先に申し上げると、けっして私はこの投資方法を推奨している訳ではありません!こんな投資方法もあるよ!くらいで参考程度に!鵜呑みににしないでくださいね!(´・ω・`)
他の兼業トレーダーの方と異なる投資方法かもしれません。というのも本職で時間に余裕がない場合、あまり株価チェックができない理由から、株価の値動きが安定している大型株への守りの投資をされる方が多いのではないでしょうか。
それはそれで良いと思うのです。各々の好みの投資スタイルで資産運用と向き合うべきですからね。ただ、もし私が守りの投資をしていたら、ここまで資産を増やすことはできなかったでしょう。
上記のブログで紹介している「たそがれ流投資術」はそのような経緯で誕生しました。投資で年収を超える利益獲得はとても難しい話ですが、中長期でしっかりとしたロードマップを描けば、実現する可能性は高まります。
さきほどの一般的なサラリーマンの例でいくと、所得税や課税など細かい話は抜きとして、年収越えを目指すのであれば「400万円~500万円」の利益確定が必要・・・(実際は課税20%発生するよ!)
たしかに、1000万円を元手に「400万円~500万円」の利益を稼ごうとすると運用資金の利益+40~50%。投資の天才とされているウォーレン・バフェット氏ですら利益+20%ですよ!
よって短期で目指そうとせずに中長期で実現すれば良いと思うのです。資産を早く増やすけど中長期?!と疑問に思われる方もいらっしゃるかと。同じ中長期投資でも「狙う利益幅」を増やすという意味です。
筆者たそがれは「守りの投資」ではなく「攻めの投資」を活用して利益を伸ばそうと考えている訳です。投資先の銘柄選定によって「守り」「攻め」を調整することでができます。例えば大型株ではなく新興株への投資になることも。
一概に大型株≠利益率が下がるとは限りませんが、やはり株価が安定している銘柄で利益幅を取るのは厳しい。新興株のような小型株の方が株価の値動きが早いので。
もし仮に「攻めの投資」で1000万円の資産運用をしたとして年間利益20%の複利で計算すると、翌年には1200万円、翌々年には1440万円、翌翌々年には1728万円の運用資金となります。
そのようにして運用資金を2000~2500万円にまで増やしたら、年間の利益+20%で「400万円~500万円」の計算になりますよね。5000万円~1億円を貯めることなく、このラインを目標とする訳です。
そして兼業トレーダーの強みである、本職で稼いだ資金を資産運用に投入することでさらに早く目標への実現可能性が高まります。
毎年50~100万円ずつ運用資金を追加したらどうなります?計算では3年目で目標ライン2000万円の資金を突破していくはずです。これは専業トレーダーにはできません。
兼業トレーダーで年収超えを目指す資産運用まとめ
たそがれ流の資産運用術では、テンバガー銘柄の条件に当てはまる銘柄への分散投資で株価が1.5倍~3倍程度で利益確定を目指すものとなります。利益確定と損失の平均で年間利益+20%は狙っていけるものとして考案しました。
「1年」という長いスパンで「+20%」を目指したら良い!と考える余裕があるからこそ落ち着いて銘柄を探すことができますし、すぐに潔くロスカットもできます。本職で生活費用を稼ぐので、余裕資金内で投資をしているからです。
利益が出たり損切したり・・・山あり谷ありですよね。それでも、なんとなく年収を超える資産運用術に近づいてきた気がしています。投資結果報告を随時ブログに挙げるようにしていますので、是非そちらをご確認ください。
もしかしたら、損切りだらけで実現損益合計が「−」で終わる投資結果報告もちらほら出てくるかもしれません。それでも総合的に「年間で+20%の利益確定」を目指したら先述の資産を増やしていくロードマップに結び付きます。
いかがでしたか?あくまで「効率良く投資で年収を超える!」をテーマに掲げた資産運用術ですので「攻めの投資」を前提とした話でした。
本職をもつ兼業トレーダーの強みとして、生活がかかっていない「精神的な余裕」、追加で資金投入が可能。専業トレーダーでなくて良かったなと何度も感じたことがあります。
また、短期でも中長期でも株式投資で年収を超える可能性は十分にある。もちろん安定した大型株への「守りの投資」でも実現可能ですが時間がかかるため長期になりがち。
「攻めの投資」であれば「短期~中期」と早く実現することが可能ですが、その分リスクが増すので、問題にぶつかった時に回避できる余裕資金(追加資金など)や精神の強さ(ロスカットの判断)など必要です。
そして常にレベルアップしていく意識も忘れずにしましょう。既に5000万円で株式投資している人であれば、投資収入で年収1000万円が狙えるラインとなります。
このように投資の収入目標を高値更新していき志を高くしていくのです。これが、たそがれ流資産運用の最終形態となります!(`・ω・´)
最後に!投資は自己責任だからこそ、この資産運用術を鵜呑みにすることだけはないように!他の投資法も併せて検討されたうえでしっかりとご自身で判断しましょう!自分の価値観に適した得意なスタイルで資産運用なさってくださいね。
最終的には自分で考えて分析して結論を出さなければなりません。行動して失敗や成功経験から学んだ内容が本当の財産になりますし、強い投資家になる近道だと思います。※投資は自己責任でお願いします!